わかりやすく伝えるには。。。

【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。

日々のレッスンの中で気をつけていることは、いかに伝えたいこと、わかって欲しいことを わかりやすく伝えられるか、ということです。

『手を丸くして』というだけで正しい手の形でピアノが弾ければ、習う方も教える方も、こんな楽なことはありません。

手の力を抜いて…ということを『幽霊の手みたいに』とか『握りこぶしの上に乗せて』とか、それでもわからなければ、もっと違う言い方やアプローチの仕方で、生徒さんにお伝えしています。

伝わり方や理解の仕方は、生徒さんおひとりおひとり違いますし、同じことを言っても受け止め方は様々です。

またそれに対応しようと思うと教える側の引き出しもたくさん必要です。

先日は、ジャズ的なリズムのノリ について、先生の真似をして弾いてみたり、弾む感じ や、馬に乗ってるみたいに とか、いろんな形で『リズムの揺れ』をお伝えしましたが、いまひとつパチっと来ずで、言ったのが、


ガムを ふんづけたかんじ

その下には、

うにゃ〜〜

と書いています。

これでわかったかと思いきやそれでもピンと来なかったので、算数の分数の足し算  を用いて、

3分の2 と 3分の1 ずつ  

と図面で書いてあげるとようやくドンピシャでわかりました。

生徒さんによって、理論的に説明した方がよくわかるのか、絵や例えばの例題で説明した方が良いのかは様々です。

その時の状況に応じて、教える側はパッと見極めてアプローチの方法を変えていけることが大切かと思います。

そんなことで、タカタ  のリズムがどうしても取れない、あやふやな場合も、このように、


じゃぱねっと 

タカタ

と書いてあげるとわかりやすいです(笑)

そのほかにも、その生徒さんが習っている他の習い事や身近な事柄から、いろんな『例えば…』をお伝えしています。

スイミングをされている生徒さんには、息つぎ の仕方で、ピアノを弾く時にも息つぎが要ること、バレエを習っている人には、バレエの姿勢からピアノにも正しい姿勢が必要なこと、お習字をされている人には、お習字の最初の一筆を入れる瞬間とピアノの開始音の弾き方を似通わせて…などなど、その他にも、バスケットや野球、サッカー、空手など、通っている生徒さんの他の習い事を知りながら、ピアノのレッスンに最大限結びつけて説明しています。

【やまなかみゆきピアノ教室】では、わかった!弾けた!楽しい!を日々のレッスンの中でたくさん体験していただけるようにと思いながら、レッスンしています。

曜日によっては、満室の曜日もありますが、ぜひお気軽に、お問い合わせフォームからでもお問い合わせ下さい。

ピアノは、専門教育というよりも情操教育でありたいと思っている講師が、お待ちしております!


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