ピアノを弾く時の指の形
奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
ピアノを弾く時に、手の形を丸くして…とか、タマゴを握ったような形にして…、というように言われますが、
なかなか、曲を弾きながら、手の形まで気をつけて弾くのは難しいです。
特に、小さな生徒さんに、いろいろなマプローチで言ってみたところで、伝わらない。
画像は、年少さん。
小さなビーズをつまんで、缶のフタの上に『カチッ』と音がしないように置く練習をしています。
親指(1の指)と人差し指(2の指)が、実に綺麗な形になっています。
この形のまま、ピアノが弾けると良いですね。
次の画像は、指の形がつぶれてしまっています。
これは、力が入り過ぎて、ダメな形。
美しい手の形で、ピアノを弾く。
これは、年齢に関係なく、どの生徒さんにもお教えしています。
ビーズでなくても、小豆や大豆などのお豆や、おもちゃのアイロンビーズ、少し小さいですが、お米でも出来ます。
おうちに、お菓子の缶のフタなどがあれば、その上に、音が鳴らないように置いてみましょう。
これは、ピアノを弾く手の形が良くなるだけでなく、
とても、集中力がつきます。
ビーズを真剣に置くお子さんの目、気力、相当なものがあります。
ぜひ、おうちでもやってみて下さいね。