ピアノは、どれくらい習うと 弾ける?

どれくらい習ったら、弾けるようになりますか?

という、ご質問を 受けることが、あります。

この場合の 『 弾ける 』は、何を基準に 『弾ける』というのか、非常に漠然としています。

例えば、3歳から始められての『弾ける』

年長さんから始められての『弾ける』

小学校2年生から始められての 『弾ける』

右手だけ 『弾ける』

片手ずつ 『弾ける』

両手で 『弾ける』

ちょっと 『弾ける』

難しい曲が 『弾ける』

お母さまが、満足していただける 『弾ける』

いろいろ書いてみましたが、どの 『弾ける』も 比較できません。

レッスンを していて

弾けて嬉しい!

ということが、あります。

その、嬉しい!は、もちろん、弾けなかったところが、弾けるようになって嬉しいのですが、

ほんのちょっと、たったひとつの音でも、弾けて嬉しい!

ものすごい難しい曲を 暗譜 (本を見ないで、覚えて弾くこと)で弾けて嬉しい!

弾けて嬉しい のレベルも、さまざまです。

どれくらい習ったら、弾けるようにのるのか…、

これだけ、習わないと弾けません。 という、基準もレベルも、ありません。

その人、その人に、合った『弾ける』 『弾けて嬉しい』を 一緒にレッスンで、感じながら、積み重ねていければと思います。

ピアノは、習ってすぐ 結果や成果が、目に見えて現れません。

気長に、見守っていただけたらと思います。


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