初舞台 年長 I くん の演奏
I くんは、大手音楽教室からの移籍組さんです。
グループでの発表会は、経験していますが、 『 ひとりでの演奏 』は、今回が初めてでした。
発表会までの準備期間が、2ヶ月余り・・と、短かったこともあり、出演はどうかな・・と思っていましたが、
元気よく 『 出る 』 と、言ってくれました。
今までの教室と、勝手が違うこともあっただろうし、戸惑うこともあったと思うけれど、
本番は、とてもしっかりと、すばらしい演奏ができました。
緊張した面持ちで、ひとりで舞台に歩いて行く姿に、少し心配になったみゆき先生ですが、
演奏が、始まるとそんな気持ちも、吹っ飛びました。
『 黒鍵のダンス 』 という曲は、一度にたくさんの鍵盤を 押さえなくてはならない曲です。
鍵盤を 押さえるたびに、大きく揺れる I くんの小さな肩や背中を 舞台袖から見ていて、
本当に、一生懸命、全身で弾いているんだなぁ、と胸がいっぱいになりました。
短期間で、新しい環境の中で、発表会の準備をして、これだけの演奏ができたことは、
本当に、良くがんばったと思います。そして、すばらしいことだと思います。
これだけ大きなことを 成し遂げると、やはり、発表会後のレッスンも、見違えるものがあります。
1回の発表会の経験は、100回分のレッスンに相当するのでは? と思うくらい、変わりましたね。
この経験を 糧に、これから先、ますます上達するように、頑張りましょう。
来年は、いよいよ1年生ですね。
学校に行きだすと、しばらくは、疲れたり、ペースが乱れるかと思いますが、あせらず、日々の生活を整えてくださいね。
『 黒鍵のダンス 』