担任の先生より 長いお付き合い
考えてみたら、ピアノの先生って、学校の担任の先生より、長いお付き合いになります。
担任の先生は、せいぜい2年間くらいでしょうか。
ピアノを教えていると、例えば、3歳くらいから中学生までとしても、平均して10年くらいは、お付き合いすることになるでしょか。
担任の先生とは、毎日学校でお会いするのに対して、1週間に、1回だけしか接しませんが、それでも、1対1で、密接に『レッスン』という時間を過ごします。
あんなに小さかった生徒ちゃんが、私の背を超えるくらい、大きくなって…、と成長の経緯を共に歩むことが、出来ます。
このことは、本当に、ピアノの先生冥利につきるなぁと思います。
ピアノの先生をしていて良かったなぁと…。
そういう私は、師匠とは30年くらいになるでしょうか…
途中、お会いすることもない期間もありましたが、それでも、つながっていたように思います。
私が、初めて出会った先生は、ヤマハ音楽教室の幼児科の先生でしたが、
その先生とは、今もお年賀状のやり取りをしています。
それこそ、奈良に引っ越して来てからは、一度もお会いしていませんし、声の便りもしたことがありませんが…。
私が差し上げた年賀状は、40枚くらいになりますか…(汗)
私の音楽の原点である先生と、その先の道しるべとなっている、現師匠と…。
私も、この二人の師匠のようになれるよう、精進していこうと思います。