絶対音感トレーニングを続けて来て良かった!
奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
今朝は、絶対音感トレーニングをされている生徒さんのピアノレッスン。
お母さまが、フルタイムでお仕事されていて、絶対音感トレーニングのおうちでの練習が思うように進まず、途中で何度も諦めそうになったと、折に触れてお話されていました。
絶対音感トレーニングを始めて一年以上がたち、ようやく最近、めきめきと練習の成果が現れてきました。
今日も、風邪を引いていて、病み上がりでちょっと集中力に欠けましたが、
集中力が切れそうになった最後に、みゆき先生から、
『最後に三つ(和音を)鳴らすからね、全部正解するかな?』と言われると、ちょっと集中。
『きいろ〜』
『くろ〜』
『みどり〜』
見事に全問正解!
それを見たお母さまが、感慨深く
『一年前からでは、考えられない』と胸がいっぱいの表情で、おっしゃいました。
ピアノのレッスンもそうですが、絶対音感のトレーニングも、めきめきと練習の成果がすぐに現れるものではありません。
すぐに上手になるものでもないし、なかなか成果や結果が、わかりにくい習い事です。
スイミングのように、今日は何m泳げたとか、顔をつけられるようになった、潜れるようになった、タイムが何秒縮まったなど、数字や動作確認でわかるとよいのですが、それも、わかりにくいです。
それでも、確実に少しずつ、少しずつ上達しています。
絶対音感トレーニングは、ハタの本数で、進度がわかるし、ハタが増えることで、励みにもなります。
それでも…、
進まない時は、進まない。
何か、長く暗いトンネルの中に迷い込んでしまったかのように、なかなか出口が見つからない…なんてこともあります。
絶対音感トレーニングをされている生徒さんというのは、六歳半までの方で、【やまなかみゆきピアノ教室】では、2歳〜4歳の方が多いです。
そんな小さな子供が、日々頑張っているのです。
なので、結果や成果をすぐに求めないであげて欲しいと思います。
遅かれ早かれ、成果は必ず出ます。
でも、それは、ゆっくりゆっくりです。
今日のお母さまと生徒さんも、ここまでよく頑張ってこられたと思います。
大きな山を乗り越え、暗く長いトンネルも抜けられました。
これから、多少の困難があっても、乗り越えていかれることと思います。
小さな子供でも、出来た時には『出来た!』という満足感や達成感があります。
そんな小さな喜びを大切にしながら、これからも一緒に、頑張っていきましょう。
今日は、休日のレッスンでしたが、とても嬉しく、そして楽しいレッスンでした。