年の始めに思うこと
1月も、早1週間余り。
ピアノを 教える仕事って、ただ、ピアノの弾き方、技術を教えるというだけでなく、その先にあるもの…、
例えば、できなかったところが弾けるようになったり、弾きたかった曲が、弾けるようになったり、こんなに綺麗なメロディーや音楽があったんだ、とか、こんな弾き方もあったんだとかいう、『感動や喜び』
もっと深く追求すると、こんな風な弾き方をすると、こんな音になる、こんな風に感じる音楽もある、捉え方もある…など。
ピアノという楽器を通して、人間の五感に響く何かを感じる。素敵な空間、時間を 感じてもらうお手伝いをするようなものかとも思います。
結局のところは、お月謝をいただいて、それと引き換えに、そういう時間を ご提供する仕事なのかなと思ったりもしますが、目に見えないもの、形のないものを 提供するのですから、限られたレッスン時間の中で、しっかりと身につけていただけるようにと思っていつも、丹精込めてレッスンしております。
特に、小さい生徒さんには、まず『ピアノを弾くことは楽しい』と感じていただけるように、『楽しいレッスン』を目指しています。
でも『楽しい』と感じることは、『弾けるから楽しい』のであって、弾けなければ、楽しくも何ともありません。
『弾けて楽しい』を感じていただくために、どのようなレッスンをすれば良いのか、今年もまた、『楽しいレッスン』を目指して、私自身も、研究していこうと思います。