ここ数年の、奈良市の保育園入所待機児童数は、だいたい200人前後です。
この子供たちすべてが、入所可能な保育園に入れるといいのですが、
受け入れ可能な保育園と、通園可能な保育園、そして、そこで働くスタッフ=保育士
すべてのバランスが、うまくいって、はじめて待機児童数は、減少するのではないでしょうか。
私自身も、幼稚園教諭&保育士資格を 持っていますが、ヤマハ音楽教室の仕事を
していても、よく保育園や、県の担当部署から、保育士で来て欲しいという要請を
いただいていました。
それだけ、先生の数が足りなかったんでしょうか。
私が資格を 取った頃と、今の時代とは様々な状況が違うかもしれませんが、
幼稚園や保育園の先生に求められるものは、本質的には同じのように思います。
しかしながら、幼稚園・保育士資格の『音楽=ピアノ』の資質は、というと、年々向上して
いますし、今の時代の音楽・・は、非常に複雑化して、またそれに対応できる先生である
ことも、求められます。
例えば、子供たちに『先生~これ弾いて。これ、歌いたいー』 といわれた時、
臨機応変に対応できますか?
その歌が アナと雪の女王の『ありのままで』や『妖怪第一体操』『鬼滅の曲』だったら・・・。
『それは、大学で習わなかったから、できない・・・』
という訳にはいきません。
でも、どんな曲でも弾ける力、というのは、基礎力があってこそです。
バイエルが弾けない人が、鬼滅の曲…は、弾けるかもしれませんが、かなり苦しいです。
とかく、幼稚園、保育園では 『弾き歌い』 が必要とされます。
楽譜とおりに間違わずに弾ける・・というだけでは、通用しません。
幼児教育系の大学に入ると、まず 『バイエルが終了しているかどうか』で、
ピアノの授業は、振り分けられます。
ピアノの学科試験も、課題曲、自由曲、弾き歌い、などの科目に分かれ、
採点もなかなか厳しいです。
当教室では、幼稚園・保育士をめざす方、現幼児教育系の学生の方、すでに現場で働い
ている方、そういったすべての方それぞれに応じたレッスンを サポートします。
今、お困りのこと、希望することを 丁寧にレッスンします。
学生さんの立場、先生の立場がわかっているひとりとして、ぜひ、お手伝いができたなら
と思います。
当教室の近くに 奈良佐保短期大学 奈良教育大学 が、ございます。
そこの学生さんのお越しも、お待ちしています。
講義の空き時間などを 利用してぜひ、レッスンに来てくださいね (^^)v